用途
辞書データを表示するために利用します。
辞書データとは、例えば振込口座番号のような情報です。会社ごとに値が異なりますが、帳票の種類や帳票に含まれるデータに左右されない情報であり、また複数の帳票で同じデータが利用されるため、データソースではなく会社ごとの汎用辞書データとして管理します。
ユーザー辞書エレメントではこのようなデータを表示することが可能です。
例
- レイアウトエディタ上
- 出力帳票での見え方
こんな時は
- 固定の文字列を表示したい
→ テキストを利用 - データソースのデータを表示したい
→ データを利用 - 口座番号のような固定文字長を表示したい
→ デジットを利用 - 表形式にしたい
→ テーブル、データリストを利用
プロパティ
ユーザー辞書エレメントで設定可能なプロパティの一覧です。
全般
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| 種類 | エレメントの種類。 |
| ID | エレメントに対して一意で振られるID。編集不可。 |
| 名前 | エレメントを識別するための名前。 [ツリー表示] や [データソース] のエレメント名に表示される。 |
| 表示条件 | このエレメントの表示/非表示の条件を設定する。 |
データ
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| データ項目 | 辞書データの項目名を選択する。 |
| 改ページした時 | 明細データの件数が多く、複数ページになった場合に、どのページに値を表示するか 。 |
| その他のページ | [改ページした時] で値を表示する設定をしなかったページでの表示方法。 |
| 項目のカスタマイズ (ボタン) |
複数のデータ項目を設定する。 |
位置とサイズ
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| X | エレメントの横位置。 |
| Y | エレメントの縦位置。 |
| 幅 | エレメントの幅。 |
| 高さ | エレメントの高さ。 |
| コンテンツに合わせる | コンテンツの中身に合わせてサイズを自動で変更する。 ★ |
罫線
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| 罫線 | エレメントの外枠を指定。上下左右それぞれの罫線の種類を指定可能。 |
| 色 | 罫線の色。 |
文字
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| 位置 | 左右、上下の文字の寄せ。 |
| サイズ | 文字のサイズ。 |
| 行間隔 | 複数行表示する際の行の間隔。 |
| 装飾 | 文字の装飾。 |
| サイズの自動調整 | エレメントから文字がはみ出す場合に自動で文字サイズを小さくする。 |
| テキストの省略 | エレメントから文字がはみ出す場合にテキストを省略するかどうか。 |
| テキストの折返 | エレメントの幅より文字が長い場合にテキストを自動で折り返す。 |
| 色 | 文字の色。 |
外観
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| レイヤー | エレメントの重なりの位置。 |
| 背景色 | エレメントの背景色。 |
| 角丸 | エレメントの角を丸くする。 |
| 回転角度 | エレメントを回転させる。 |
